ルース・フランクリンのビデオから学ぶ-Step10

投稿日:2025年12月09日 更新日:2025年12月09日    

コラム一覧はこちら ▶︎ ルース・フランクリンコラム一覧

ルーパー掃除方法

ルーパーってイマイチよく分からんな。

そうだね、普段は針板の下に隠れているから見えないね。でもチェーンを作る機構だから、ハンドルミシンの心臓部と言っても過言じゃないね。

ステップ10では、ルーパーの掃除方法となっています。

ルーパーは切り掛けのある縦型のパーツです。このパーツが回転することでチェーンの輪っかを作っています。このパーツのお陰でチェーンステッチが作られています。ただこのパーツには糸くずや埃が溜まるので、定期清掃が必要です。

ステップ10の内容

ステップ10:ルーパーの掃除方法

Steo10 How To Clean The Looper.

下の動画はステップ10から始まるようになっています。今後も記事の内容と動画のスタートがリンクするようにしていきます。

※また動画は英語です。適宜字幕を出して翻訳機能を使えばそれほど難解ではないとは思います。

まず、ミシン後方にある「押さえ上げレバー(フットリフター)」を下げます。
もしミシンに糸が通っている場合は、ミシンの下側にあるルーパーから糸を引き抜いてください。
左手にペーパータオルを持ち、先ほどプレートのネジを外した部分の下に当てておきます。
右手でルーパーにオイルを少し差してください。
次に、ミシンの電源を入れます。(通常、テーブル前面の右端あたりにスイッチがあります。)
右足でトレッドル(ペダル)を踏み、ミシンを動かしながら、汚れやゴミがルーパーの上側へ押し出されてくるのを確認します。
汚れが出てきたら一旦止めて、出てきた汚れを拭き取ります。
また、あなたが持っているペーパータオルの上に落ちてきた汚れも確認してみてください。
この作業を数分ほど繰り返します。その際、常に新しいオイルを追加し、ペーパータオルに付くのが、きれいなオイルだけになるまで続けてください。
作業が終わったら、ミシンの電源を切るのを忘れないようにしてください。

ルーパーの掃除は定期的に実施する

動画を観ると分かり易いですが、そこまで難しい作業ではありません。ステップ9で針板を外したらこの作業をしましょう。ルーパー自体は分解しないと個別パーツとしては取り外せないので、動画のように掃除を行います。思ったよりオイルを注油していますが、気になる場合にはエアダスターなどで吹いてしまいしょう。当時はエアダスターはないので、そういった作業は収められていませんね。

糸通しでルーパーを傷つけないように

糸を下部から通す時にワイヤーを使いますが、ワイヤーを手前の穴に差し込むと思います。当店の生徒さんでも無理やり穴にワイヤーを刺したりして、曲げてしまったり、ルーパーの角度が変わってしまった生徒さんもいらっしゃいました。写真のようにハンドルを回してルーパーを正しい位置にセットしないと、ワイヤーはまっすぐ差し込めません。これは普段はルーパーの形や構造を見る機会がないためだと感じています。見て理解してしまえばさほど難しいことはありません。ぜひ今回のコラムでルーパーの理解が深まれば嬉しいです。

実はルーパーはチェーンステッチの要のパーツなので、チェーンステッチを綺麗に作るためのちょっとしたコツが存在します。ハンドルとルーパーは一体化して回転しているので、正しいセッティングをすると、驚くほど見た目が変化したりします。ハンドルミシン教室ではそういった細かいテクニックなどもレクチャーしています。

今後もステップごとにブログ記事を書いていきたいと思います。

この記事を書いた人

渡邉 太地(Taichi Watanabe)

Rainbow Adventure Design代表

1979年5月26日生まれ。レコード会社勤務を経て、Rainbow Adventure Designを起業。2024年刺繍製品に特化したRainbow Adventure Embroideryを設立。

プライベートでは愛犬のゴン太(パグ)を溺愛している。

    コメントを残す

    コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。

    B!