ルース・フランクリンのビデオから学ぶ-Step4

ニードル（針）をまっすぐにする方法

ステップ4では、針をまっすぐにする方法となっています。

実際はまっすぐになっているかの確認作業と言って良いでしょう。ハンドルミシンでは通常のミシンの針の取り付け方と異なっていて、締め込む作業が発生します。ネジの溝がとても細かいので、最初は手締めでゆっくり締め込んでいき、その後はペンチでしっかりと締め込みます。

ただこの作業の時にいきなりペンチで溝に合わせて無理に締め込んでしまった場合にニードルバーの溝を削ってしまったりするとニードルバーをダメにしてしまいます。針であれば交換ができますが機種によってはニードルバー自体を交換しなければなりません。

ステップ4の内容

ステップ4:針をまっすぐにする方法

Step4:How To Straighten The Needle.

下の動画はステップ4から始まるようになっています。今後も記事の内容と動画のスタートがリンクするようにしていきます。

※また動画は英語です。適宜字幕を出して翻訳機能を使えばそれほど難解ではないとは思います。

ニードルバーを転がし、弧が上を向くようにします。その状態でニードルバーを保持し、テーブルの端まで持っていきます。
指を使ってニードルを少し下に曲げます。この作業を繰り返し、弧がなくなりニードルが完全に真っ直ぐになるまで調整してください。

調整が終わったら、ニードルバーを一旦置いておきます。

定期的にニードルバー、ニードルの確認をする

ミシン作業でよくあることですが刺繍していて調子が悪い、なんてことがあります。

大概はミシンが壊れているのではなく、針の通し方が間違っている、針と糸と生地のバランスが悪いなどがほとんどです。なので、通している糸を全て外して通し直してみる、針を外して付け直してみる、糸が通るところにサビやゴミがないか見てみる、などで直ってしまうことも多いです。

ただそれでも上手く刺繍できない場合にはミシン本体を疑います。特に針が曲がっているとまず上手く縫えませんので、今回のステップ4の針がきちんとまっすぐかどうかの確認はとても重要です。

曲がった針を使い続けたり、曲がったニードルバーを使い続けたりするとミシン本体を丸ごと取り換えなんてことになりかねないので、針、ニードルバーがきちんとまっすぐである状態を保ちましょう。

今後もステップごとにブログ記事を書いていきたいと思います。