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押さえのゴム交換
押さえってのが2つあるんやな?違いはなんや?


ゴム付きの押さえは通常用、爪付きのはシニール縫い用の押さえだよ
押さえのゴム交換
ゴムが付いてるなんてなんかオモロいな


そうだね、ハンドルミシン特有だね。ゴムは消耗品になるね
ステップ8では、押さえに付いているゴム交換となっています。
ハンドルミシン特有のパーツの1つと言っても過言ではありません。現代ミシンではミシンの押さえにゴム部品を標準で取り付けている押さえはほぼありません(滑りやすい生地を縫うためのゴム押さえはあります)
ちなみにこちらのゴムは消耗品なので、定期的にチェックして交換が必要なパーツです。
交換しなくとも刺繍はできる場合もありますが、生地が上手く送れなくなるので、調子が悪いな、と思ったら押さえを取り外してゴムの劣化をチェックしてみましょう。
ゴムが押さえからポロッと外れたりする場合には交換です。
ステップ8の内容
ステップ8:押さえのゴム交換
Step8:Replacing The Rubber Shoe On The Presser Foot.
下の動画はステップ8から始まるようになっています。今後も記事の内容と動画のスタートがリンクするようにしていきます。
※また動画は英語です。適宜字幕を出して翻訳機能を使えばそれほど難解ではないとは思います。
あなたのハンドルミシンには「足」が2つあるはずです。1つは後で学ぶ「クロー・フット(爪付きの足)」、もう1つは「プレス・フット(押さえ金)」または「ラバーフット(ゴム付きの足)」と呼ばれるものです。
クロー・フットは、シェニール刺繍、タオル地や厚手の素材の作業、キルティングに使用します。
プレス・フットは、それ以外のほとんどの作業に使用します。
クロー・フットは文字刺繍や他の作業にも使えますが、仕上がりがあまりきれいにならなかったり、滑らかな素材では正確さを出すのが難しくなることがあります。
このレッスンのこの部分では、プレス・フットを使用します。
まず、ラバーシュー(ゴムのカバー)を手で足から取り外します。指だけで簡単に外せるようなら、それは新しいラバーシューに交換する必要があります。
足を逆さにして左手で持ちます。新しいシューを足の上に置き、親指で押さえます。
「フットナイフ」のフックを足の内側、シューの内側に沿って滑らせて、シューを足にしっかりと伸ばして装着します。
後で、この作業をミシンに足をつけたまま行う方法もお見せします。
今のところ、足とクランプは脇に置いておきます。
上手く刺繍できない時はゴム交換の時期かも?と疑ってみること
ゴム交換の時期は明確にこれ位で交換という目安はありません。ただシニール縫いをする時に押さえを交換するタイミングでチェックしたりする癖をつけると良いです。
また押さえの下に生地を滑り込ませるときに、ゴムが外れてしまう時もゴム交換の時期が近いサインです。
たかがゴムパーツと侮るなかれ
ゴムが劣化したまま使い続けるのは、作品のクオリティを下げてしまう場合もある得るので、消耗品と割り切って、交換しましょう。
ゴムのスペアが無い場合にはお問い合わせ下さいね。
今後もステップごとにブログ記事を書いていきたいと思います。
この記事を書いた人

渡邉 太地(Taichi Watanabe)
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