ハンドルミシン刺繍の教室-vol.3 【経験者さん向けの講座】

投稿日:2025年06月16日 更新日:2025年11月24日    

続いては経験者さん向けの講座の紹介をするよ。

ハンドルミシンで分からないことを聞けるところも少ないしな。

そうだよね、やっぱり分からないままよりすぐに解決していけると良いなと思ってるよ。

せやな、分からないをそのままにするより聞いて解決が1番早いし、なんだかんだで1番安かったりするしな。

ハンドルミシン刺繍の教室のご紹介

今回は経験者さん向けのハンドルミシン刺繍教室の内容を書いていきます。

講座のポイント

分からないを解消して、更なるステップアップができるようになる

経験者さんとは?

当店では次の方々を経験者さんと定義して、講座を選べるように区分しています。

ハンドルミシンを触ったことがあって、でも持っていない人はご相談くださいね!初心者さんか経験者さんか、ご相談させてください。

  1. ハンドルミシンに触ったことがある
  2. ハンドルミシンを所有している

2025年からご提供させて頂いておりますが、下記に当てはまる方が多く受講されています。

  1. インターネットでハンドルミシンを購入したが、使い方がよく理解できておらず、うまく刺繍できない。
  2. 糸かけや糸調子の調整方法がよく分からずうまくできない。
  3. 分からない事をインターネット等で調べるが結局解決できない。
  4. 上記の複数の組み合わせで、ハンドルミシンは所有しているが、触る時間が減って、最近触る機会が減っている。

上記の理由でこちらの講座を受講してくださる方が多いです。

古いミシンと古い技術が必要なため、必然的に情報が少ないです。ただ現在でも僕も含めてハンドルミシンを使用している方々はおられます。

しかし、つまずいた時に相談できる窓口やリファレンス(資料)が少なく、なんとなく進めていき、結果として独学でうまくいく場合もあります。一方で、当店では、古い技術であっても機械の初期設定や刺繍方法の基本作法は存在していたはず、というスタンスを取っています。

僕はその初期の作法を紐解き、分かりやすくレクチャーしています。つまり王道のやり方、初期設定や基本のハンドルミシン刺繍の作法は1900年代当時の縫製工場で行われていた手法と同じと言えます。これは古い資料やVHS映像から確認をしています。

現実には、他人から聞いたやり方やYouTubeで観た内容と異なる作法も多くありました。

独学の前にまずは基本を学び、その後から上達していきましょう。

経験者さん向けの講座の内容

講座の料金と時間

1時間3000円(税込)となります。予約方法は最下段にリンクがあります。

受講場所

受講場所は当店の工房内となります。駐車場も1台分ですがご用意がございます。

場所はこちら(クリックでGoogleマップ)

近隣の方は徒歩もしくは自転車なども可能です。

講座内容

経験の差はお客様ごとに異なりますが、ハンドルミシンがどのようなミシンかはおおよそご理解できていると思います。ただミシン自体の構造やチェーンステッチができる仕組み、糸目を綺麗に出す方法、スピードの調整など細かいテクニックが多いです。

なんとなくが上達を鈍化させてしまう

モーターが駆動して、生地をおき、動かせばチェーンステッチ刺繍はできます。ただそこになんとなく刺繍できているのと、意識して刺繍しているのとでは、できあがっていく作品にもクオリティの違いが出てきます。なので、可能な限りお客様のご不明点を解消して、意識して刺繍ができるようにしていきます。

ステップアップするための項目

そこで次の項目をご用意して、更なるレベルアップができるようにカリキュラムを組んでいます。

  1. 糸の正しい通し方
  2. 糸の交換方法
  3. 糸のテンションの調整方法
  4. 糸を針に正しくかける方法
  5. 綺麗な糸目を作る方法
  6. ハンドルミシンの各種パーツの役割を理解する
  7. 針とニップルと生地と糸の種類のコンビネーション
  8. ハンドルミシンの得意なこと、不得意なことを理解する
  9. ハンドル操作とモーターのスピードを理解する
  10. 縫順を意識して刺繍する方法

さらに次の項目もご用意しています。

こちらは上記の10項目が正しく理解できたあとのステップとなります。

  1. ハンドルミシンに適したデザインを理解する
  2. デザインの下絵を生地に転写する方法
  3. サガラ刺繍(モスステッチ)の理解と刺繍方法
  4. 下絵の管理と効率的な量産方法
  5. グラデーションと色の原則を理解する
1時間でどれくらいできるの?

こちらは受講して頂くお客様のレベルによってマチマチになるので、一概にはご提示できませんが、項目としては4つから5つぐらいはできるのでは、と感じます。連続して2時間、3時間なども受講可能です。

持ち物やその他

持ち物は特に必要ありません、生地や糸は当店の工房内の道具類を使用します。なお体験で製作できたものはお持ち帰りできます。

ただ、経験者さんは普段刺繍している生地や糸をお持ちになるとより問題解決に繋がると思います。

ご不明点がありましたらご遠慮なくお問い合わせ下さい。

予約方法

こちらからご希望の日程を選んで予約が可能です。

ハンドルミシン刺繍教室予約ページ ▶︎ こちらよりお願いします。

この記事を書いた人

渡邉 太地(Taichi Watanabe)

Rainbow Adventure Design代表

1979年5月26日生まれ。レコード会社勤務を経て、Rainbow Adventure Designを起業。2024年刺繍製品に特化したRainbow Adventure Embroideryを設立。

プライベートでは愛犬のゴン太(パグ)を溺愛している。

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