ハンドルミシン刺繍の魅力-vol.1

ハンドルミシンの魅力をどうやったら上手く伝えられるか考えるよ

昔のミシンでほとんど情報ないもんな。どないすんねん?

そうなんだよ、英語の動画と英語の資料はあるんだけど、翻訳しないと多くの人には伝わりずらいからさ。

なるほどな、大変そうやけど上手くできればいいコンテンツになるんやないか?

そうだね、それでハンドルミシン刺繍をやる人が少しでも増えたら良いなと思ってるよ。

 

ハンドルミシン刺繍の魅力

今後のこちらのコラムではハンドルミシン刺繍の魅力を伝えて行く方法を考察していきたいです。

ハンドルミシンと聞いてもほとんどの方はご存知ないと思います。まずは刺繍や刺繍方法、分類など大枠でわかるようにしていきたいです。

刺繍の魅力を伝える目的は、当店の製品の訴求ももちろんですが、ハンドルミシンの技術は廃れていく一方ですので、魅力を伝えることで刺繍をやってみたい人を増やしていきたい側面もあります。

2025年には当店の工房でハンドルミシンが習える教室を開校したり、インターネットを通じたe-ラーニングのようなウェブスクールも開校できたらと考えています。

まずは刺繍に興味を持って頂き、興味を持ってもらった人の中から実際にハンドルミシンを操作してみたい、作品を作ってみたい、作った作品を売ってみたいという方々のニーズを実現していきたいと思っています。

伝えていく方法

まずは興味を持ってもらうには、動画と画像と文字の大きく3つの素材やツールを組み合わせて伝えていくのが良いと思っています。この3つは欠かせない要素だと思います。

作品を作ってみたいと思う方は、目で見て、文字を読んで、実際に手を動かして、それを繰り返して学んでいくことができれば刺繍の技術はやればやるほど向上していくと思います。

刺繍を身近に感じてもらうには - 興味を持ってもらうには

動画で伝えていく

動画はやはりYouTubeがベストかと思います。技術的、芸術的な動画はVimeoも良いと思うのですが、圧倒的なシェアはYouTubeと思います。製作している様子や細かいTipsなどを動画に撮って公開していきます。

まずは当店で刺繍している様子です。

過去の刺繍オペレーターの動画がYouTubeにアップされていますが、VHSテープの動画をアップしているので少し画質が悪いです。ですが、内容としては公開されているものの中では1番良いと思います。

これらの動画には英語のマニュアル資料がついており、マニュアルに沿って動画が進行していく内容です。つまり教則ビデオのような動画です。これらの英語の資料と英語の動画を日本語に翻訳できる箇所は翻訳して、ブログにアップしていければ良いと考えています。

画像で伝えていく

画像は製品の写真などを撮って公開と道具や機械の部位の画像なども公開していきます。

文字で伝えていく

文字、文章はこちらのブログで公開していくことになりますが、歴史的な資料が現存していて、それらを公開していくことが1番効果があると思います。部分的に自分の解釈や時代にあったツールなどは置き換えていければ、今の時代に合った手法が公開できると思います。

単に翻訳や動画を紹介しても、じゃあどうすれば良いんだい?になってしまってはもったいですからね。ただそういった歴史的な、ある種ビンテージ資料はほとんどが英語の資料になるので、動画の説明でもありましたが翻訳をしていければ良いと考えています。

ステップバイステップのように進めていくと自然と知識と技術が身についていくようなコンテンツが作れれば良いと考えています。次回は大枠から少し中枠の内容を考えていきます。

この記事を書いた人

渡邉 太地(Taichi Watanabe)

Rainbow Adventure Design代表

1979年5月26日生まれ。レコード会社勤務を経て、Rainbow Adventure Designを起業。2024年刺繍製品に特化したRainbow Adventure Embroideryを設立。

プライベートでは愛犬のゴン太(パグ)を溺愛している。

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