
ハンドルミシン刺繍の教室を開いてみたよ。
また大きなことしたな、どんな教室やねん


迷ったんだけどね、まずはやりながら成長させていこうと思うんだ。工房とオンラインで受けられるようにしたよ。
今っぽい感じやな。種類はどんな感じやねん?


まずは未経験者の方に興味を持ってもらえる無料の講座とすこし経験した方向けの講座を用意したよ。
ハンドルミシンの教室をスタート
ずっとやりたかったこと、大学生の頃から実は塾の先生になりたかった夢がありました。いくつかの職種を経験しハンドルミシンという素敵な出会いがありました。
前回のコラムでも書きましたが、刺繍の魅力を伝えていきたいという思いと、刺繍に携わる人を増やしたい、特にハンドルミシンというある種ロストテクノロジーになりつつある技術を学んで、作品を作る人を増やしたい気持ちが強いです。
教室を開こうと思ったきっかけ
僕個人として、何かを学ぶという行為がとても好きです。技術的な書籍や動画などを観るのも好きですし、講師から学ぶこともとても有意義な時間に感じます。
そして学んで繰り返していくことで、自分の技術が上がり、今まで出来なかったことができるようになっていくステップアップがとても心地いいと思っています。
今まではスクールに通ったり、書籍をたくさん読んだりコストをかけていかないと学べない状況でしたが、ここ最近ではYouTubeなどの動画コンテンツも充実していて、無料で充実したコンテンツもたくさん見かけるようになりました。
ただ見て学べる技術と実際に講師と一緒に学んで繰り返し学ぶことが1番効率的な分野があると感じます。それは細かなニュアンスが必要で機械化できていない分野の技術だと思います。
個人的には、ハンドルミシンはこの分野に入る技術だと感じています。YouTubeにも国内海外問わず、動画を見つけることはできますが日本語で手取り足取りをレクチャーする動画はほぼないように思えます。
教えることで自分も成長できる
ラーニングピラミッドはご存知でしょうか?
これは学習方法によって知識の定着率が大きく異なることを示した教育理論の一つです。当店の刺繍教室の場合は実践(Practice)のところになるかと思います。ただ同時に僕は教える(Teaching others)側になるため、刺繍教室を受講してもらったお客様は実践ができて、僕は教えることでアウトプットができている関係性なのです。
学習方法 | 定着率 | 内容の例 |
---|---|---|
講義(Lecture) | 5% | 学校の授業、セミナーを聞く |
読書(Reading) | 10% | 教科書や本を読む |
視聴覚(AV) | 20% | 映像教材やスライドを見る |
実演(Demonstration) | 30% | 実際のやり方を見る(料理、機械操作など) |
討論(Discussion) | 50% | グループディスカッション、会話型学習 |
実践(Practice) | 75% | 問題を解く、演習をする、手を動かす |
教える(Teaching others) | 90% | 他人に説明する、講義をする |
なので、冒頭の思いと現状を加味して、当店でやってみよう!と思ったのです。
どのような教室なのか
原則的にはマンツーマンレクチャーになると思います。それはハンドルミシンがあまりに原始的な刺繍ミシンであり、現代ミシンのような記憶メモリーや自動縫いなどが一切なく、同じセッティングを再現することすら容易ではないです。
そのため初期の段階ではひたすら慣れることが1番重要だと感じています。ハンドルミシン刺繍によるチェーンステッチ刺繍は、アナログならではの温かみがある作品が作れるようにはなりますが、ほぼ全てがアナログ作業となるので、この感じはこうやるんだ、この時はこうやった方が良いんだ、という学びは経験を積むことで蓄積されていくと思います。
つまり1日触った方と10日触った方と100日触った方、1年触った方とは明らかに経験の差が違うので、作品にも影響していくと思います。
なので、まずは未経験者、初心者の方に興味を持ってもらえるようなコース、ある程度経験のある方がステップアップしていけるようなコースを作っていこうと思っています。
→日本初ハンドルミシンのeラーニング講座として、開講しました。
教室の種類
- 初心者さん向け教室 30分無料
- 経験者さん向け教室 60分3,000円
- 経験者さん向け教室(オンラインzoom) 60分3,000円
- ステップアップ講座(eラーニング)500円から
受講方法
教室の場合
Square(スクエア)の予約サービスを使ってカレンダーから予約と決済ができるように整えました。
こちらからご希望の日程を選んで予約が可能です。
ハンドルミシン刺繍教室予約ページ ▶︎ こちらよりお願いします。
eラーニングの場合
こちらの商品ページで各講座をご購入して下さい。
この記事を書いた人

渡邉 太地(Taichi Watanabe)
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