自分だけのデザインをハンドルミシン刺繍で形にするには?

投稿日:2025年07月19日 更新日:2025年07月19日    

自分だけのデザインをハンドルミシン刺繍で形にするには?

こんにちは。
このコラムをご覧いただいているということは、すでにハンドルミシンに興味をお持ちだったり、実際に作品づくりを始めている方かもしれません。

ハンドルミシン刺繍の魅力のひとつは、自分の頭の中にあるイメージを「刺繍」という形で表現できることです。でも、「どうやって始めたらいいの?」「絵が得意じゃないから不安…」という声もよく耳にします。

そこで今回は、初心者の方でも取り組みやすい“デザインから刺繍まで”の基本的な流れをご紹介します。
このステップを知っておけば、作品づくりのハードルがぐっと下がるはずです。

Step 1:デザインを描いてみよう

まずは「こんな刺繍にしたいな」というイメージを見える形(下絵)にしましょう。

こちらはAdobeのIllustratorで描いた下絵です。

使用ツール例:

  • iPadアプリ「Procreate」
  • Adobe Illustrator
  • 紙とペン(スキャンして取り込むのもOK)

「絵心がない…」と感じている方もご安心を。
最初は簡単な図形や模様でOK!誰かに見せるわけではないので、自由に描いてみることが一番の練習になります。

小さな成功体験を積むことで、少しずつ「描くこと」が自然にできるようになります。慣れてきたら「模写」にも挑戦してみましょう。

Step 2:デザインを印刷しよう

下絵が完成したら、刺繍に使うために印刷します。

使用する紙の例:

  • 不織布(おすすめ):柔らかく、印刷がはっきり見える
  • トレーシングペーパー:同じ下絵を何枚も使いたいときに便利(転写に使えます)

プリンターがあるととても便利です。ハンドルミシン以外にも活用できるので、1台あると重宝します。

Step 3:下絵を生地にセットしよう

刺繍の準備が整ったら、下絵を生地に固定します。

使用ツール例:

  • お好きな生地
  • 不織布(印刷した下絵)
  • メンディングテープ または まち針

生地の上に不織布を重ね、ズレないようにしっかり固定しましょう。

Step 4:いよいよ刺繍スタート!

ここからはハンドルミシンの出番です。下絵をガイドにしながら、ミシンを自由に動かして刺繍していきます。

デザインした下絵を刺繍できました。慣れてくるとこのデザインであれば2時間ほどで全ての工程を終えられます。

どうですか?ぜひあなたも自分で描いて、ハンドルミシンで刺繍してみませんか?

この刺繍の工程については、当店のハンドルミシン教室eラーニング教材で詳しく実演・解説しています。

最初の一歩が、未来の作品につながります

「自分のデザインを刺繍にする」なんて、最初は難しそうに感じるかもしれません。
でも、基本的なステップとちょっとしたコツさえわかれば、必ずカタチにすることができます。

ハンドルミシン刺繍の魅力を、もっと多くの方に体験していただけたら嬉しいです。

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当店では工房でマンツーマンで学べる教室とeラーニングの教室の2つでハンドルミシン刺繍が学べます。

▼講座の詳細・お申し込みはこちら

🔸 実際にミシンを触って学びたい方は、対面のハンドルミシン教室へ
🔸 ご自宅でゆっくり学びたい方は、日本語、英字幕付きのeラーニング講座がおすすめです

もしこの内容が参考になったら、ぜひシェアしたりコメントをいただけると励みになります。
次回は「模写から始める刺繍デザインの描き方」についてもご紹介予定ですので、お楽しみに。

この記事を書いた人

渡邉 太地(Taichi Watanabe)

Rainbow Adventure Design代表

1979年5月26日生まれ。レコード会社勤務を経て、Rainbow Adventure Designを起業。2024年刺繍製品に特化したRainbow Adventure Embroideryを設立。

プライベートでは愛犬のゴン太(パグ)を溺愛している。

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